論文式試験の勉強方法
不動産鑑定評価基準及び留意事項を暗記しても、どこの部分使えば良いか分からず、答練で解答できない経験はありませんか?
そんな方は、問題と答えをセットで暗記をしてみましょう。
不動産鑑定評価基準と留意事項を暗記する際に、どのような問題でその暗記した箇所を使うのかをイメージしながら暗記することが必要です。
具体的には以下のとおりです。
×暗記した後に問題を解く
〇問題で問われている箇所を覚える。
次の手順で不動産鑑定評価基準及び留意事項の暗記を進めると効果的かと思います。
Step1:論文式問題(過去問・答練問題etc.)を解く。
Step2:解答・解説を読む。
Step3:答案作成に必要な不動産鑑定評価基準及び留意事項を暗記する。
本コンテンツの使い方
ここでは論文式問題・参考解答を順次アップしていきます。
基本的に論点ブロックを記載していけば解答できるような構成になっていますので、論点ブロックが実際をどのように使用されているか参考にして頂ければ幸いです。
問題のランクは表題に☆で示しています。
【論文問題〇★☆☆】
論点ブロックをそのまま記載すれば解答できる問題
【論文問題〇★★☆】
一部要説の知識が必要となる問題
【論文問題〇★★★】
一部要説にも記載されていない知識が必要となる問題
論文問題の書き方
論点ブロックを記載すれば、解答は書けると思います。
ただ、解答をダイレクトに書くのみでは、基礎点止まりとなります。
例えば、定義を問われた場合、定義のみを記載すると基礎点のみの得点となります。
不動産鑑定理論の論文問題は、上位概念、留意事項、具体例等、関連する内容を記載することで加点が入り、高得点となる試験です。
蛇足:要説
試験は不動産鑑定評価基準に記載されていない内容は要説から出ると言っても過言ではありません。
時間があれば、要説を読み物として読んでみてください。
特に「具体例を挙げよ」といった問題の答えは、要説の解説ページに記載がありますので。
受験生には、少々難解かもしれません。よくわからない箇所があれば、質問してみてください。