論文問題 鑑定理論(論文問題)

【論文問題6★☆☆】変動の原則

論文問題
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論文問題

問題
変動の原則について以下の問に答えなさい。
(1) 変動の原則について定義を述べなさい。
(2) 変動の原則と価格時点の関係について述べなさい。

参考解答

不動産鑑定評価基準
留意事項
要説

 

(1) 変動の原則について定義を述べなさい。
不動産の価格は、不動産の効用及び相対的稀少性並びに不動産に対する有効需要に影響を与える諸要因の相互作用によって形成されるが、その形成の過程を考察するとき、そこに基本的な法則性を認めることができる。不動産の鑑定評価は、その不動産の価格の形成過程を追究し、分析することを本質とするものであるから、不動産の経済価値に関する適切な最終判断に到達するためには、鑑定評価に必要な指針としてこれらの法則性を認識し、かつ、これらを具体的に現した以下の諸原則を活用すべきである。
これらの原則は、一般の経済法則に基礎を置くものであるが、鑑定評価の立場からこれを認識し、表現したものである。
なお、これらの原則は、孤立しているものではなく、直接的又は間接的に相互に関連しているものであることに留意しなければならない。
一般に財の価格は、その価格を形成する要因の変化に伴って変動する。
不動産の価格も多数の価格形成要因の相互因果関係の組合せの流れである変動の過程において形成されるものである。したがって、不動産の鑑定評価に当たっては、価格形成要因が常に変動の過程にあることを認識して、各要因間の相互因果関係を動的に把握すべきである。特に、不動産の最有効使用を判定するためには、この変動の過程を分析することが必要である。
不動産鑑定評価基準総論第4章
(2)変動の原則と価格時点の関係について述べなさい。
不動産の価格多数の価格形成要因の相互因果関係の組合せの流れである変動の過程において形成されるものである。(変動の原則)
不動産鑑定評価基準総論第4章
このように、価格形成要因は、時の経過により変動するものであるから、不動産の価格はその判定の基準となった日においてのみ妥当するものである。したがって、不動産の鑑定評価を行うに当たっては、不動産の価格の判定の基準日を確定する必要があり、この日を価格時点という。また、賃料の価格時点は、賃料の算定の期間の収益性を反映するものとしてその期間の期首となる。
不動産鑑定評価基準総論第5章

論点ブロック

【論点ブロック】総論4章 不動産の価格に関する諸原則
総論第4章の暗記すべき定義を一問一答形式で作成しています。
【論点ブロック】総論5章 鑑定評価の基本的事項
総論第5章の暗記すべき定義を一問一答形式で作成しています。

蛇足:要説

試験は不動産鑑定評価基準に記載されていない内容は要説から出ると言っても過言ではありません。

時間があれば、要説を読み物として読んでみてください。

特に「具体例を挙げよ」といった問題の答えは、要説の解説ページに記載がありますので。

受験

生には、少々難解かもしれません。よくわからない箇所があれば、質問してみてください。

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