【解説】総論第4章 不動産鑑定評価基準解説 鑑定理論

不動産の価格に関する諸原則(1):需要と供給の原則

【解説】総論第4章
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需要と供給の原則

<不動産鑑定評価基準>
Ⅰ 需要と供給の原則
一般に財の価格は、その財の需要と供給との相互関係によって定まるとともに、その価格は、また、その財の需要と供給とに影響を及ぼす。
不動産の価格もまたその需要と供給との相互関係によって定まるのであるが、不動産は他の財と異なる自然的特性及び人文的特性を有するために、その需要と供給及び価格の形成には、これらの特性の反映が認められる。
生徒
生徒

需要と供給によって、不動産の価格は決まります・・・と当然のことを言っているに過ぎない気がするのですが。

先生
先生

実はそのとおりです。

先生
先生

不動産の価格に関する諸原則は、ほぼすべて当然といえば当然の内容です。

先生
先生

ただ、不動産の価格については、自然的特性及び人文的特性が影響するので、少しばかり違ってきますよと述べています。

生徒
生徒

どうちがってくるんですか?

先生
先生

自然的特性として、土地は基本的に増えません。したがって、価格弾力性が小さい特徴があります。

生徒
生徒

他の財は価格があがれば、生産増やせばいいですが、不動産はそうはいかないですもんね!

先生
先生

需要の高まりによって、投機的な需要が増大してしまうわけです。

先生
先生

人文的特性として、用途の態様性がありましたね。ある用途の需要が高まると、その用途への転換が起きていきます。反対に、ある用途の需要が小さくなると、その他の用途へ転換していきます。

先生
先生

また、不動産の取引は限定された当事者間で行われることが多く、その価格は個人的な事情や動機に作用されやすくなります。

不動産の価格も基本的には需要と供給によって決まる。
自然的特性により、価格弾力性が小さく、投機的な需要が生じやすい。
人文的特性により、需要に応じて用途の転換が起きやすい。
限定された当事者間での取引が多く、個人的な事情や動機に作用されやすい。

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