【解説】総論第4章 不動産鑑定評価基準解説 鑑定理論

不動産の価格に関する諸原則(6):収益逓増及び逓減の原則

【解説】総論第4章
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収益逓増及び逓減の原則

Ⅵ 収益逓増及び逓減の原則
ある単位投資額を継続的に増加させると、これに伴って総収益は増加する。しかし、増加させる単位投資額に対応する収益は、ある点までは増加するが、その後は減少する。
この原則は、不動産に対する追加投資の場合についても同様である。
生徒
生徒

なぜ、収益は逓増したり、逓減したりするんですか?

先生
先生

ワンルームマンションと賃料について考えてみましょう。

先生
先生

トイレを設置して、お風呂を設置して、キッチンを設置して・・・設備にお金をかけていけば、どんどん賃料は上がっていきますね?

先生
先生

例えば、あなたが今住んでる部屋が、和式のトイレだったとして、大家さんが3万円払って、洋式のトイレにしてあげると言われたら、いくらまでの賃料の値上げに応じますか?

生徒
生徒

5,000円くらいですかね。

先生
先生

では、大家さんがさらに3万円の追加費用を払って、洗浄機能付きトイレにしてあげると言われたら?

生徒
生徒

さらに1,000円くらい上乗せしてもいいかも。

先生
先生

では、大家さんがさらに3万円の追加費用を払って、トイレにテレビをつけてあげると言われたら?

生徒
生徒

いらないので、0円です。

先生
先生

必要最低限のものほど、単位投資額(3万円)に対する収益の上昇は大きく、必要でない設備ほど単位投資額(3万円)に対する収益の上昇は小さく(又は全く上昇しない)なるものです。

先生
先生

一般に必要な最低限のものから投資する、又は、投資効率の良いものから投資していきますから、最初は収益が逓増し、その後逓減していくことになります。

生徒
生徒

追加で3万円払ってもらっても、家賃の上昇が5000円だったり、1000円だったり、0円だったり・・・。

先生
先生

闇雲に投資していけばいいってものではないということをこの原則では言っています。

生徒
生徒

トイレにテレビつけても回収できませんもんね~


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