行政法規の勉強法
生徒
不動産鑑定士試験の行政法規ってどうやって勉強すればいいんですか?
先生
まず、不動産に関する行政法規は範囲がものすごく広い。
①:土地基本法、不動産の鑑定評価に関する法律、地価公示法、国土利用計画法、都市計画法、土地区画整理法、都市再開発法、建築基準法、マンションの建替え等の円滑化に関する法律(建物の区分所有等に関する法律の引用条項を含む。)、不動産登記法、土地収用法、土壌汚染対策法、文化財保護法、農地法、所得税法(第1編から第2編第2章第3節までに限る。)、法人税法(第1編から第2編第1章第1節までに限る。)、租税特別措置法(第1章、第2章並びに第3章第5節の2及び第6節に限る。)、地方税法
②:都市緑地法、住宅の品質確保の促進等に関する法律、宅地造成等規制法、宅地建物取引業法、自然公園法、自然環境保全法、森林法、道路法、河川法、海岸法、公有水面埋立法、国有財産法、相続税法、景観法、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、不動産特定共同事業法(第1章に限る。)、資産の流動化に関する法律(第1編及び第2編第1章に限る。)、投資信託及び投資法人に関する法律(第1編、第2編第1章及び第3編第2章第2節に限る。)、金融商品取引法(第1章に限る。)
先生
過去問を解くと6割程度は取れるようになります。
生徒
では、過去問を解きまくればいいんですね?
先生
ただ、毎年合格最低点は鑑定理論と併せて7割程度です。
生徒
過去問だけでは7割いかないじゃないですか!!
先生
鑑定理論は勉強が進めば高得点が狙えます。
先生
以上を踏まえ、どうしたらいいでしょうか。
生徒
鑑定理論で点数を稼ぐ???
先生
効率はその方がいいですね。
先生
行政法規で高得点を狙うことについて、否定はしませんが・・・。
生徒
行政法規は論文試験はないけど、鑑定理論は論文試験があるので、行政法規に力をいれるのは、この点からも効率が悪いかもしれませんね。
先生
行政法規は範囲が広いので、100点とることは不可能だと思います。
先生
鑑定理論は限られた範囲の試験なので、8~9割程度であれば、十分可能。
生徒
行政法規6割、鑑定理論8割なら合計で7割になりますね!
先生
行政法規7割、鑑定理論7割を目標にするより、その方が楽だと思います。
生徒
行政法規で6割とるにはどうしたら?
先生
「不動産に関する行政法規最短合格テキスト 不動産鑑定士 2020年度版」を片手に、過去問を10回程度は回して、答えを覚えるまで解きましょう。
生徒
10回!?
生徒
自動車の運転免許の試験みたいですね?
先生
短答式試験、特に行政法規は、自動車免許の試験と同じです。
先生
対策はひたすら解く。
行政法規は6割程度を目指す。
自動車免許並みに、ひたすら過去問を解く。
生徒
ひたすら根性って感じですね・・・
リンク
リンク
リンク
コメント