ミクロ経済学 経済学

需要と供給(2)

ミクロ経済学
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需要と供給

先生
先生

前回は需要について学習しました。

生徒
生徒

今回は供給ですね!

先生
先生

需要は、買いたい!買いたい!と思う気持ちでしたが、供給とは、売りたい!売りたい!と思う気持ちです。

先生
先生

また、売りたい!!と思う量を供給量といいます。

先生
先生

それを踏まえて学習していきましょう!

売りたい気持ちを供給、売ってもいい量を供給量といいます。

夏のビール

ビールと限界費用

先生
先生

いつも行ってるお店の従業員は店長だけですね。

生徒
生徒

一人で料理して、注文取って、ビールだして・・・全部やってますね。

先生
先生

仮にあなたがお店でバイトすることになったとして、ビール1本運ぶのに歩合制でお給料をもらうとします。

先生
先生

忙しくなったら、注文がどんどん増えると面倒になってきますよね?

生徒
生徒

どんどん疲れてきますから、追加で1本運ぶ毎に単価を上げてほしくなりますね。

先生
先生

ビールの原価は一定として、追加で1本運ぶ毎に、あなたの歩合単価が上がっていくとします。

生徒
生徒

それはやる気出ますね!

先生
先生

ビール1本当たりの追加費用は、原材料とあなたの歩合給とその他諸々で、1本目は200円、2本目は225円、3本目250円、4本目275円、5本目300円、6本目325円だったとします。

生徒
生徒

どんどんコストが上がっていってますね。

先生
先生

1本追加するごとに発生する費用を限界費用と呼びます。

 

追加的に1単位増やしたときに生じる費用を限界費用といいます。

限界費用と供給曲線

先生
先生

この追加コストがビール1本の売値を超えるとどうなると思いますか?

生徒
生徒

売ったら損ですね。

先生
先生

ビール1本300円だったとします。

生徒
生徒

6本目は赤字になる・・・

先生
先生

はい。6本目の注文は受け付けなくなりますね。

先生
先生

この限界費用は、価格がその値段以上だったら売ってもいい価格を指しています。

生徒
生徒

つまり、限界費用と価格が一致するところでまで、ビールを注文することになるんですね!

先生
先生

そのとおりです。限界費用=価格となるところで供給量で決まります。

限界費用=価格で、供給量が決まる。
先生
先生

この限界費用を繋ぐと、実は供給曲線になります。

生徒
生徒

なんか需要曲線を導いたのと似てますね・・・

生徒
生徒

価格が200円だったら、2本目はお断り。

生徒
生徒

価格が275円だったら、5本目はお断りってことですね!!

先生
先生

この価格に見合うビールの本数を供給量といいます。

ビールと生産者余剰

先生
先生

ビールの価格を1本300円だとします。

先生
先生

1本目は200円でも売ってもいいと思っていたのに、300円で売れるので、お店は得してると思いませんか?

生徒
生徒

100円得してますね。

生徒
生徒

消費者余剰と似てますね。

先生
先生

消費者余剰は需要者が得した分、ビールを売る人が得する分を生産者余剰と呼びます。

価格ー限界費用=生産者余剰

先生
先生

5本目まではどんどんお得な部分(生産者余剰)が積みあがって増えていきます。

先生
先生

お得な部分(生産者余剰)を最大にするようにビールの注文を決めるとすれば、5本で注文をストップすることになります。

先生
先生

ビールを5本注文した時の、生産者余剰を図示すると下の図のようになります。

生徒
生徒

3本しか注文を受けなかった時の生産者余剰はどうなりますか?

先生
先生

お得な部分(生産者余剰)が減ることになります。

生徒
生徒

なんとなく、既視感がありますね・・・

先生
先生

ほぼ消費者余剰と同じことしてますからね。

限界費用と価格が一致するとき、生産者余剰は最大になる。

供給と供給量

先生
先生

供給と供給量の違いってわかりますか?

生徒
生徒

供給は買いたいって気持ち。

生徒
生徒

供給量は買いたい量!

先生
先生

そうですね。例えば、ビール5本は供給量になります。

生徒
生徒

1本200円なら1本しか注文を受けない、1本300円なら5本まで注文を受ける・・・これは供給。って言いたいんですよね?

先生
先生

需要の時と同じですね。

先生
先生

では供給が減るとはどういうことだと思いますか?

生徒
生徒

売りたいって気持ちが減ってしまうだから、私の歩合給料があがること!

先生
先生

そうですね。あなたの歩合が高くなるとそれだけ売る意欲も減りますね。儲けが少なくなるわけですから。

先生
先生

ビール1本当たり50円歩合の給料が高くなったとすると、供給曲線は上(左)にシフトします。

生徒
生徒

ビールの価格が300円で変わらないとすると・・・

生徒
生徒

ビールの供給量は5本から3本に変わりますね!

先生
先生

4本目以降は赤字になりますから、注文を受け付けなくなりますので、供給量は3本ということになります。

先生
先生

このように限界費用と供給量の関係が変わることを供給が増加する・供給が減少するといいます。

先生
先生

供給量が増加する・供給量が減少するとは、まったく違いますので気を付けてください。

供給の変化は供給曲線のシフト、供給量の変化は供給曲線上の変化。

次回予告

先生
先生

第1回目では需要、第2回目では供給を扱いました。

先生
先生

次回は、300円と所与だった価格について、どのように決まるのか説明していきます。


 

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